ちはやふる27巻「好きじゃないのに」感想
太一を大変贔屓しているブログです。
27巻の副題は決して「好きじゃないのに」ではありません。私が勝手につけました(笑)
27巻の感想です。
映画化
太一は誰だ(あわよくば私の応援している子に...!!)と期待していたら...ハァ
太一が瑞沢かるた部を去ってから
千早は風をいたみの句で太一に対する自分のこれまでの仕打ち(うまい言い方がわかりません!)に気付きます。
━━風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ
くだけて物を 思ふころかな━━
太一がずっとずっと千早へ想いを向けていたのに気付かずとどめにその想いを粉々にしてしまった。
千早は自分のかるたができなくなり休部します。
一方、太一と千早の間に何が起きたかはわからないながら他の部員は太一と千早の分頑張ります。
優勝校として矜持を持って
かなちゃん強くなったね。
千早が休部したことを知らない太一。
予備校に通い始めそこで周防名人と出会います。
ハンバーガーショップで周防名人と遭遇します。何故周防名人を追いかけるのかわからないまま、何かに導かれるように、太一は周防名人を追いかけます。
そこに投げ掛けられる名人の言葉
「かるたを心底好きな人たちの中にいるのはきつかったよね」
「君はかるたを好きじゃないのに」
「好きじゃないのにすごくがんばって」
━━認めたらそばにいられない━
「それでも耐えるくらい好きだったんだね
あの人たちが」
ハッ!!
太一がかるたを好きじゃない、そんなこと1度も考えたことなかった!
でも振り返れば勝てたときうれしい、はあれどもかるたを純粋に好きかと言われればなかった...?
千早や新と共に歩むには太一はかるたをするしかなかった。
それでもかるたで出会った人たちが太一を変えてきたことは事実。
原田先生の
「青春全部懸けてから言いなさい」
太一を支え呪いにも似た力をもって縛る言葉
太一が前進したよおおおおおおおお
大号泣(涙)(涙)(涙)(涙)(涙)
新もチームを作ったりいろいろあったけど簡略(笑)
過去の言葉がまわりまわってくるの好きです。
「好きじゃない」にばっかり焦点を当てがちですが好きじゃないものを耐えられるくらい太一はかるたで出会った人たちが好きだったわけですよね。
はああああああ深いわあ
人間って不思議なもので好きという気持ちが強ければ頑張れることってたくさんあるんですよね。
かつて机くんが言ってました、
好きなものにめいっぱい打ち込むためには嫌なこともめいっぱいしなければならない(ニュアンス~)
強い太一を作ってきたいろいろなこと、もの。太一がかるたに、千早に再び向き合うことができること信じてます!
あーー太一が好きだああああ
太一の今後に期待して28巻へ!!